このページでは、ピアノ初心者向け教材「30日でマスターするピアノ教本&DVD」の中から第2弾レッスン1をレビューします。
いよいよ今回から第2弾に入ります!
第2弾のレッスンは全部で8回なので、第1弾の全10回よりも1回当たりの密度が濃そうな予感がしますね。
第2弾のレッスン曲は、
・ショパン作曲「別れの曲」
・伊勢正三作曲「なごり雪」
の2曲です。
どちらも素敵な曲ですよね。
早く弾けるようになりたいものです。
第2弾レッスン1のテーマと学び
テーマ等
■テーマ
「ショパンの「別れの曲」を弾いてみよう」
あの有名な別れの曲をいきなり弾いてみましょう!
初心者向けに簡単にアレンジしてありますので、雰囲気を損ねることなく、あなたにも楽しく弾くことが出来ます。
■レッスン楽譜:「別れの曲」
■所要時間:15分26秒
レッスン1の学び
●今回から「ショパン」を学びます。
第1弾よりもレベルが高くなり、1曲が長くなるので、レッスンは1曲を4分割で進みます。
今回からは、楽譜の知識だけでなく、音楽の表現も学ぶことに。
「ここからが本当の意味でピアノの楽しい部分。自分の好きなように表現してください」と海野先生
音楽を表現しようと思った時に、作曲家の背景や信条も参考になります。
そこで、海野先生はショパンについて解説してくださいました。
ショパンは、19世紀ポーランドの作曲家。
・別れの曲
・華麗なる大円舞曲
・幻想即効曲
・革命のエチュード
・軍隊ポロネーズ
・子犬のワルツ
など数々の名曲を作曲し、ピアノの詩人と呼ばれました。
実際に、海野先生が次の2曲のさわりを弾いてくださいました。
・革命のエチュード
・軍隊ポロネーズ
う~ん、壮大な曲ですね!
カメラがピアノを弾く海野先生の指をしっかり真上からとらえているので、指の動きがよくわかります。
先生、すばらしい。
こんな風に弾けるようになりたいものです。。。
さて、39歳の若さでなくなったショパン。
たった39年の短い生涯の中で愛される曲をたくさん生み出しました。
今回のレッスン曲は、ドラマやCMでよく聞いたことのある「別れの曲」。とても美しく、そして少し淋しい感じの曲です。
あのリストも「これほど美しい旋律を持つ曲は存在しない」と言い切ったほどの曲なのだそう。
●楽譜の学習に入ります。
出だしは前回のジュピターで学んだアウフタクト(中途半端なところから始まる)※テキスト82ページ
別れの曲もジュピターと同じ4拍目から入ります。
ただ、最初の音がジュピターは8分音符で忙しかったのですが、別れの曲は4分音符なので、ジュピターよりも少し簡単です。
●先生が別れの曲を1曲通しで弾いてくださいます。
情緒あふれるメロディです。
数レッスン先で私たちが弾くであろうメロディー。
でも本当に弾けるようになるのでしょうか。
●学習は、4小節ずつ進みます。
※「小節」についてはテキストP54にあり。
アウフタクトの中途半端な小節は、1小節にカウントしません。アウフタクトの次の小節が1小節めになるのだそう。
なお、実はよくみると楽譜にも小さく小節番号が書いてくれてあります。
●「右手⇒左手⇒両手」と練習
右手と左手のタイミングが少し混乱してしまうかもしれないので、ゆっくり弾いていきます。
練習は「右手⇒左手⇒両手」の順でしていきます。
右手の指使いが少々難しいです。
左手はずっと同じリズムなので簡単です。
片手づつはそれほど難しくないのですが、
両手で合わせると右手が左手につれられそうになってしまいます。
●ポイント
・最初にゆっくりと練習しておくこと。
・わかりにくいときは、楽譜に右手と左手があう位置の音符を縦線でひいておくとよい。
・問題は1小節目と3小節目。ここを繰り返し練習しておくとよい。
●次回
「次はその先を弾いていきます。次回またお会いしましょう」ということで、特に予習のアナウンスはありませんでした。
自分でできる範囲で予習しておくとしましょう。
レッスン1の管理人の感想まとめ
第2弾に入りワクワクです。
今回の「ショパン」は私も大好きな作曲家。ショパンの別れのワルツが弾けるようになるなんてほんと嬉しいですね。
第1弾よりもレベルアップしているとのことで、1曲を4回に分けてレッスンしていくわけですが、今回はその1回目。
今日はどうにか大丈夫でしたね。4小節分ですし、曲全体がゆっくりですし。
ただ、少し指使いがスムーズでない部分があるので、スキマ時間に何度か繰り返し練習しておきたいと思います。
【次の記事】
⇒第2弾レッスン2「同じ音なのに指を変えるのはなぜ?」の体験レビュー
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