大人のピアノ初心者が挫折してしまうということは、残念ながらよく起こります。
せっかく始めたピアノを諦めてしまうのは、できれば避けたいもの。
ここでは、ピアノ初心者が挫折しないために、注意してほしい5つのポイントをご紹介します。
目標を立てる
大人のピアノ初心者の場合、弾きたい曲が最初からあるという人も多いでしょう。
1年後にはこの曲を弾きたい、と目標を持っていると、上達も早くなります。
レッスンを受ける前に先生に伝えておくと、目標に向かって先生とともに計画的に練習を進められますね。
楽譜の読み方を早めにマスターする
挫折する原因の1つが、楽譜が読めないことです。でも、せっかくの音楽の楽しみを、楽譜のために諦めてしまうのはとても残念です。
曲が難しくなる前、習い始めたらすぐに楽譜の読み方をマスターするように努力しましょう。
音符と鍵盤の関係が飲み込めればあとは簡単になりますよ。
指使いを守る
ピアノは楽譜に書かれた指使い通りに弾くと、格段に弾きやすくなります。
慣れるまでは、すべての音に指使いを書き込んでから弾いてみましょう。
指番号にしたがって弾くようにすると、初めての曲もグンと弾きやすくなります。
ピアノがなくても練習する
大人の場合、練習時間が取れないというのも挫折する原因の1つです。
指の訓練は、ピアノがなくてもできる方法があります。弱くて早い動きが苦手な小指や薬指を動かす、力を入れる、などピアノを弾くのに必要な筋肉を常にきたえておくようにしましょう。
こういった小さな努力の積み重ねで、実際にピアノに向かった時の指の動きがなめらかになります。
ゆっくり弾く
楽譜が読めないから、ではなく、1つ1つの音をきれいに出せているかを確かめながら、ゆっくり弾いて練習をしましょう。
自分ではきちんと弾いているつもりでも、リズムが適当だったり、タッチが甘かったりするものです。
うまく弾けないと思ったら、普段よりもゆっくりなテンポで練習しておくと、テンポを上げてもうまく弾けるようになります。
「ピアノ初心者が挫折しないためのポイント」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
大人のピアノ初心者が挫折してしまう理由として、思ったように上達できない、難しい、などが挙げられますが、ちょっとした心がけでピアノを長続きさせられるようになります。
最初から、思った通りにいかないのは当たり前と考えて、ゆったり、あせらず練習を続けましょう。
まずは自分の好きな曲を1曲仕上げることを目標にして、楽しみながらピアノを練習していきましょう。