このページでは、40代・50代・60代になってからピアノを独学したい人にもぴったりな「30日でマスターするピアノ教本&DVD」の中から第3弾レッスン7をレビューします。
今回は、「いい日旅立ち」の3回目。サビの部分が入ります。「♪あゝ日本のどこかに~♪」のサビ部分が歌うように弾けたら、どんなに気持ちがよいことでしょう!
そう考えただけでワクワクします。
それでは、第3弾7回目さっそくいってみましょう!
第3弾レッスン7のテーマと学び
テーマ等
「気持よくサビを弾こう」
JR西日本の車両内で流れる車内チャイムでおなじみ。
この曲のサビの部分です。思わず、フンフンと鼻歌が口を付いてくるような、とても気持ちの良い部分です。
■レッスン楽譜:「いい日旅立ち」
■所要時間:17分46秒
レッスン7の学び
●今回は16小節終わりから41小節目(ほぼ最後)
「いい日旅立ち」のレッスン3回目。
今回は前回の続き16小節目の終わりから、ほぼ最後まで一気に行ってしまいます。
歌でいうとこの部分です。
♪帰らぬ人達 熱い胸をよぎる
せめて今日から一人きり 旅に出る
あゝ日本のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立ち夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた歌を道連れに・・・♪
けっこう長いですよね。
引いてしまいそう。汗
ですが、そんな私のような生徒の気分を察してか、「同じことの繰り返しで、新しく登場するのはサビの部分だけになります」と海野先生のやさしい一言が。
あ~ぁ、よかった。
新しいのはサビの部分だけと聞いて、ほっとしました。
●海野先生の模範演奏(16小節終わりから41小節)
模範演奏を聞いた率直な感想ですが、右手はあいかわらずキレイなメロディラインです。
思わず先生のピアノにあわせて歌ってしまったくらい。
単音で進むので、音自体は大丈夫そう。
左手は、前奏部分から繰り返している「ターントントン(二分音符・四分音符・四分音符)」というリズムが相変わらず続いています。これも音の位置さえ覚えてしまえば、クリアできそう。
あとは、両手合わせの練習が必要になるかなあという印象です。
しかも、16小節終わりから22小節前半は、8小節終わりから14小節前半までまったく同じ。
ラッキー!
得した気分です。
●両手(24小節~25小節)
<サビ直前の盛り上げ役>
サビ直前の24・25小節目はサビを盛り上げるかっこいいリズムになります。
|ターンタターンタ|タンタンタンタンタンタンタンタン|
クレッシェンドしてどんどん盛り上げていきます。
弾く音は、
24小節目の|ターンタターンタ|は、左手の「ラ」だけ。
ですが25小節目の|タンタンタンタンタンタンタンタン|は、ちょっと違います。
左手はそのまま「ラ」だけなのですが、さらに右手で二分音符の和音「ド#・ミ」を追加します。
今まで右手はずっとメロディの役割だけだったのですが、ここで初めてメロディとしてでなく、飾りの和音の役割がでてきました。
こんな場合、あくまで飾りですので、バーンと弾かないで、軽くそっと添える感じで弾くようにとのこと。
単純な音だけなのですけど、聞いているとけっこういい感じに聞こえるんですよ。かっこよく聞こえます。
●両手(25小節終わり~32小節)
<サビ>
歌でいうと次の有名な部分ですね。
♪あゝ日本のどこかに
私を待ってる人がいる♪
サビの部分について海野先生は「今まで弾いてきたパターンと同じなので難しくはないと思います。のびのび気持ちよく弾いてみてくださいね」とおっしゃっていました。
●両手(33小節(1小節分の間奏))
<裏拍>
♪私を待ってる人がいる♪
(1小節分間奏)
♪いい日旅立ち夕焼けを~♪
33小節目はこの間奏の1小節なのですが、リズムがなかなか手ごわそうなんです。
「タッターターター」と後打ちになるリズムで、「裏拍」というそう。
通常は「1・2・3・4」と拍を数えた時に拍の頭で弾きます。
一方、裏拍は「1と2と3と4と」、このように「と」を入れて数えた場合に、「と」の部分で弾くのだそう。
文字で表現するのはちょっと無理があるかもしれませんね。汗
ちなみに、弾くのも難しそう。
何回も練習して、頭で考えなくても弾けるようにしてしまいたいと思います。私の場合、けっこう回数を弾かないと無理かも。汗
●両手(34小節~41小節)
歌でいうと次の部分。
♪いい日旅立ち夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた歌を道連れに・・・♪
また何度も弾いてきた部分に戻りました。
ここは今までと同じです。
ほっとします~。
今回は以上です。
残り数小節ありますが、この後は次回の「いい日旅立ち」完結編で詳しい説明があるようです。
レッスン5の管理人の感想まとめ
今回は長かったですね。
♪帰らぬ人達 熱い胸をよぎる~♪
から最後までですから。。。
ですが、ほとんどの部分がそれまで弾いたことの繰り返しでしたので、なんとか持ったかなという感じです。
私にとってのポイントは、
・サビ直前を盛り上げて弾く
・サビを気持ちよく弾く
・33小節目の間奏をかっこよく弾く
こんなところでしょうか。
この3つを押さえられたらOKかなと思います。
いよいよ、次回は完結編。
あと少し、がんばりまーす。
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